身元保証で繋がる終活通信

身元保証と死後事務によりおひとりさまシニアのもしもに、24時間体制で寄り添います。

矢部太郎『大家さんと僕』~人とのつながり~

夏休みということもあり今回は読書感想文を書きます。

ほのぼの、ほっこり、のんびり、こんな言葉がピッタリきました。

読み終えた時は、顔が笑ってるような泣いているような表情になります。

 

大家さんの『ごきげんよう』。

この言葉が、100歳超えの大往生であの世へ引越された、

つながり会員さんを思い出させました。

 

施設に入居していたAさんも、職員さんたちにいつも『ごきげんよう』と。

クロワッサンが好きで、食欲が出ない時でもクロワッサンなら食べる。

最期も職員さんに『ごきげんよう』と…。

そんなエピソードを告別式で職員さんから聴かせて頂いて、

顔は笑ってんのに涙が…。

 

限りある日々なんだと意識していなかったAさんとの日々を思い出しながら

大家さんと矢部さんの限りある日々をいとおしく感じました。

 

この本を教えてくれたのが、

Aさんを担当していたこうべつながりのスタッフ。

スタッフも、大家さんの『ごきげんよう』にAさんを思い出して

この本を買ったのかなぁ。