身元保証で繋がる終活通信

身元保証と死後事務によりおひとりさまシニアのもしもに、24時間体制で寄り添います。

終活における意思表示の重要性

ある日のこと。スタッフから

f:id:KOBE_TSUNAGARI:20210127101138j:plain

 「入会(契約)よりも重要な意思表示。

  そもそも、どういう意味なんでしょうか?」

それと、

 「意思表示指示書の作成にあたって

  苦労した点、特徴や重要性を教えて下さい。」

こんな質問を受けたので、今回はそれらに応えます。 

Q1.意思表示とはどういうことですか?

   民法上、意思表示とは一定の法律効果の発生を欲する意思を

   外部に表示する行為を言うねん。例えば、身元保証を任せたい

   任されたという双方の合意を意味するわけ。そして、

   この合意が事務委任契約という法律効果によって成立する。

   つまり、つながり会員制度への入会によって成立するわけ。

   もっといえば、つながり会員制度は身元保証・24時間体制の

   生活支援・死後事務の事務委任契約をするわけやね。

   ただし、契約書では具体的な会員様の要望(≒委任事務)などが

   決まっていないので、契約書よりも意思表示が重要なんよ。 

Q2.作成において苦労した点は?

   入会後つながり会員制度はエンディングノートつまり僕たちの名称では

   【意思表示指示書】を会員様と一緒に作成していくよね。

f:id:KOBE_TSUNAGARI:20210127101726j:plain

意思表示指示書の表紙

   その過程で苦労を感じた事はないなぁ。

   ただ、指示書を補完する書類、例えば互助会の会員証。

   これらの書類を求めた時になかなか出てこない時かな。

   だからこそ、終活は元気なうちにといわれる所以の

   ひとつだと実感してるなぁ。

   なんせ終活で重要な事はエンディングノートの作成やからね。

   でも、お薬手帳はすぐ、ほんとすぐに出てくるな(笑)

 Q3.意思表示指示書の特徴や重要性は?

   エンディングノートと違って、指定代理人を指名する欄があることと

   内容を一年に一度見直し更新していることかな。

   指定代理人とは、葬儀や納骨の内容、延命治療の有無など、

   自身の意思を本人に代わって実現させる人を指しているのよ。

f:id:KOBE_TSUNAGARI:20210127101740j:plain

指定代理人を記載するページ

   つながり会員制度で言えば、僕たちが会員さんからの指名で

   指定代理人となるよね。これがあることによって、

   契約書と意思表示指示書が紐づけることが出来、

   意思表示指示書の内容を僕たちが執行する役割が確立される。

   そして人の考えは変わるので年に一度見直しをしているよね。

   これが特徴かな。

   因みに、意思表示指示書の作成は僕たちがインタビュアーになって、

   約半年かけて仕上げていってるよね。

   僕はこの期間が有意義で楽しく、目指しているインタビュアーは

   『サワコの朝』の阿川佐和子さん!